2008年1月1日火曜日

1-01 ビデオクリップ 福本さんとHME

福本さんはHMEに出会う前、冬季には、乾燥した空気で気管を痛めて、緊急入院されることも度々ありました。現在では、年間を通じ常にHMEを装着し、気管炎が原因で入院することもなくなりました。福本さんの評価はマルです!

1-02 後藤光春様(東京)のお手紙

東京都 後藤             H19.4.9.私は、平成5年1月食道癌にて手術を受けました。以後話がしたい為め、電気式人工喉頭と食道発声をしましたが、うまく行かず諦め死ぬまで話せ無いと思って居ました。・・・・・・・・話せる喜びを感じています。 (喉頭摘出の)術後一番大変なのが痰の処理でした。咳と同時に飛ばしてしまい家中痰の跡が付いて居ます。それと外出時に、たばこや刺激の強い臭いに鼻に匂うと同時に痰も処置に困っていました。冬場は特に気管孔に痰が付着して乾くとヒリヒリと痛くなり、取るとそこが炎症して血で汚れ、そこにまた痰が付く悪循環でした。・・・・・・・・・・カセットは標準型にしました。初めは少し苦しいが、慣れると同時に痰が止まり、冷たい空気を吸っても肺の痛みもなくなり、今は以前の痰の出が1/3くらいまで少なくなりました。カセットは24時間付けっぱなしで、風呂に入る時だけ外します。此のフィルターを付けて居ると汚れた空気で苦しくなる事も、たばこの煙で肺の痛みを感じなくなりました。

1-03 清水光男様(兵庫県)の感想

友人3人とオートバイで北海道2,200Kmを走破して無事に帰ってきました。出発までは不安でしたが、HMEのお蔭で120~130kmのスピードでも呼吸が何の変化もなくスムーズにできました。宿でHMEを外してみたら、フィルターが真っ黒に汚れていました。HMEを着けていなければ全部吸い込んでいたと思うとぞっとします。HMEの長所を実感できました。

1-04 ノーマル型HME使用効果




喉頭摘出後、肺機能に関連する症状を左に、また肺機能回復訓練において、ノーマル型HMEを使用した効果を59名の患者さんで調査した結果を右に示します。ふつうのガーゼやエプロンを使っていたときと比較して、これほど症状が改善されることが明らかになっています。