2008年7月1日火曜日

7 アメリカの言語聴覚士がHMEにつき説明します

HMEの機能や使用法については、対面でご説明しても理解いただくことが難しい場合があります。アメリカの言語聴覚士が患者さんに説明するビデオクリップをご用意しました。時間は5分30秒ほどです。いっそう理解を深めていただけるかと思います。

2008年6月1日日曜日

6-1 気管孔周囲の皮膚がやや弱い方には・・・

ふつう多く使われているアドヒーシブはフレキシダーム(ATOS7254楕円型)ですが、スキンプレップを塗って皮膚を保護しつつ丁寧に貼り付け、また、リムーブを用いて、極力刺激を避けつつ、少しずつ剥がしても、赤くなったり、皮膚がかぶれがちである方は、オプティダーム(ATOS7256楕円形)をお試しください。この製品を貼り付けたまま、シャワーを浴びたりはできませんが、刺激がもっとも少ないアドヒーシブです。

6-2 気管孔が深い方には・・・

フレキシダームと同じ粘着剤を使用しています。気管孔が深い位置にある方がお試しになるとフィットする場合があります。製品名はエクストラベース(ATOS7265)です。

2008年5月1日木曜日

5-1 清水さんのHME準備方法は・・・

HMEを毎日使いこなす、ライダーの清水さん。リムーブ、クリーニングタオル、スキンプレップ、アドヒーシブの使用方法をビデオでご覧ください。時間はおよそ3分10秒です。

2008年4月1日火曜日

4-1 リムーブを用意する

皮膚に付着した粘着剤や皮膚保護剤をはがしやすくするものです。皮膚障害がある場合、刺激となるため注意が必要です。揮発しないように、ガーゼは折りたたんだまま使います。
リムーブでなくても、ストマケアに使用する類似品であっても結構です。リムーブ以外の製品を使用する場合は、製品に添付された説明書の指示に従ってください。

4-2 リムーブを塗る

リムーブはアドヒーシブ粘着剤を剥がしやすくする作用があります。アドヒーシブのシール部分の上から、リムーブを塗ると成分が粘着部浸透し剥がれやすくなります。リムーブをシール部分の上から塗った後、2,3分間ほど放置した後、アドヒーシブのつまみを持ち上げるようにして、シール裏面と皮膚との間に、リムーブを押し当てるようにして、ゆっくりとアドヒーシブを剥がしてください。アドヒーシブには揮発性成分が含まれていますので、使用時吸い込んでむせることのないように、息をとめておきます。

4-3 クリーニングタオルで拭う

アドヒーシブを完全に剥がし終えた後は、クリーニングタオルまたはウェットティッシューで丁寧に拭き、刺激性があるリムーブの成分をしっかりと除去してください。